コンフォートボクサーパンツ

今回は、今私のイチオシ☆商品であるコンフォートボクサーパンツについて、デザイナーのSさんに詳しくお話を伺いました。

私は今現在、妊娠8か月なのですがマタニティ用ショーツは使用しておらず、TAKEFUのコンフォートボクサーパンツとベリーショーツでマタニティ期間を過ごしています。

私はマタニティ用ショーツを買うのは正直もったいないと感じていたのですが、TAKEFUのパンツなら出産後も使用でき、長く愛用できます。 

―TAKEFUでは定番商品のベリーショーツがありますが、なぜボクサーパンツを販売しようとなったのでしょうか？

S「最近はボクサー形のニーズが増えて来ていて、男女ともに人気だからです。」 

―TAKEFUのボクサーパンツは男性も履くことができるのですか？

S「サイズが合えば履けると思います。フィットし、固定されるから、最近男性も前が割れていないタイプが好みの方が多いようです。TAKEFUのmen’sスパッツやトランクスも前が割れていません。」

―昔もトランクスの形がレディースで流行った時期があったと思うのですが、履いているうちに上がってきてお尻に食い込んできて、履き心地がいいイメージがありませんでした。

でもTAKEFUのボクサーパンツは上がってこないので、短めのスパッツを履いている感覚です。

S「人間の自然な体型に沿った型紙・パターンにしています。お尻のほうの布地が前身ごろより深くなっています。

足の付け根から太ももにかけてショートパンツのような、前に上がった角度がついています。立ったりしゃがんだりするときに、前方に足が来ますよね。

それに合わせるように鼠径部から足の生地の部分が前方に上がっていて、丈も若干長めにとってあります。そのためフィット感がありズレ感がないのかなと思います。

あとTAKEFUのインナー類はだいたいそうですが、縫い代も表に出ていてゴロゴロしない仕様にしています。」

―TAKEFUの3分丈スパッツとボクサーパンツは、型紙は異なりますか？

S「異なります。10分丈スパッツを短くした商品で、ウェストやヒップ周りの型紙はそれと同じになっています。」

―スカートやワンピースを着ていたとしても、ボクサーパンツ1枚のみで安心感があるのでズボン下を重ねて履く必要がありません。守られている感があります。

S「普通のショーツだと鼠径部から下は肌が出ますが、ボクサーパンツだとその辺りをカバーしていて、服を1枚着ている感覚がありますね。生地はTAKEFUなので着心地も良いですし。」

―この猛暑（2023年8月時点）でもとっても快適です。お腹の部分も覆われますので妊婦にとっても、冷房対策になるので安心です。

あと猛暑でお尻に汗をかき、お尻の下の部分に汗がたまって不快なのですが、ボクサーパンツだとそこの部分に布があたり汗を吸ってさらっとしてくれてべたつかないので、個人的にはこの夏はベリーショーツよりボクサーパンツの方が活躍してくれています！

S「良かったです！レーヨン（竹）95％、ポリエステル5％の組成です。形も綺麗に仕上がりました。ポイントは、足の出る口の角度が前方に傾いているところです。

人間が歩く時の形に沿った型紙にしているので履きやすくて、ズレにくい。」

―お腹の部分はベリーショーツと何か違いはありますか？

S「ベリーショーツより少し下がっていますが、巾的にはあまり変わりません。」

―私の様にボクサーパンツに苦手意識がある人こそ試していただきたいです！一度履いたら虜になってしまいます。

S「今はユニセックスの時代なので、普通のショーツの型じゃないと、というこだわりがある方も少なくなってきたと思います。着心地と快適さが優先され始めているので、時代にも合った商品だと思います。」

―動きが良いので、スポーツをするときでも問題なく履けそうですよね。

S「足を広げたりしても気にならないですよね。ウェストの縫い糸だけ配色にしていてピンクベージュにはベージュ、スモーキーネイビーには薄いグレーの糸を使っています。

コンフォートソフトブラも同じ配色なのでセットアップで着ることができます。ワンポイントのデザインとしていれました。プレゼントにもおすすめです。」

―ヘルシーなデザインがお気に入りです。年齢層も問わないデザインですよね。鼠径部はベリーショーツと同じでしょうか？

Ｓ「型紙が全く違います。ボクサーパンツは鼠径部から下に布があり半ズボン状態なので、足の出る口の形状が異なります。

ベリーショーツは急な角度でボクサーパンツは緩やかな傾斜になっています。」

―縫い方は同じですか？

Ｓ「同じです。肌に当たる部分はロック始末といって、ぐるぐると縫い代を巻き付ける縫い方になっています。

下着など伸びる素材の糸はふわふわとした伸びる糸（ウーリー糸）を使っていてモコモコしてしまうので、肌に直接当たるとごろついてしまいます。

ウェストや鼠径部はその部分を表にしています。」

―ウェスト部分はベリーショーツと同じ型紙ですか？

Ｓ「違います。ボクサーパンツは10分丈スパッツと同じで腹巻状の別のパーツを縫い付けているので、フィット感はスパッツと似ています。

ベリーショーツは端を二つ折りして縫い代を始末しています。」

―ボクサーパンツの方が色々な体型の方に合いますか？

Ｓ「どちらも伸びるので大丈夫です。デザインが違うだけです。ボクサーパンツは腹巻状のものをつけてお腹をケアしていて、ベリーショーツはシンプルな形状です。

ボクサーパンツはアクティブに動けて、よりウェストにフィットするように腹巻状の別パーツを付けました。」

―是非、こういう方におすすめ！というのはありますか？

S「皆さんにおすすめですが、鼠径部が気になる方や、履き口が気になる方に。普通のショーツで着心地だけを求めるならベリーショーツでもいいと思います。

あとはアクティブな方や、スポーツされる方にとってボクサーパンツは安心感があるのでおすすめです。私は毎日履いています！ボクサーパンツがベストでこれ以外履けない！」

―最後にSさんのボクサーパンツのお気に入りポイントを教えてください。

S「フィット感がいいのと、ショートパンツのような感覚で履けて、ホールド感があって安心します。洋服を直接一枚着ている感覚です。」

私もSさんもボクサーパンツの虜です。肌トラブルなどなく無頓着である私にとっては気持ちよさでTAKEFUの商品を愛用していましたが、妊娠生活で体調に色々な変化がある今、まさにTAKEFUの良さを実感しております。

出産後、多少ぶかぶかになって大きくなってしまっていても、この気持ちよさとノンストレスに生活できる快適さは手離せません。妊婦さんにマタニティ専用のものをご購入する前に是非、TAKEFUを試してもらいたいです。

インタビュアー・たまねぎ

1993年生まれ。ナファ生活研究所直営店 Shop of TAKEFU "eau" 勤務。

座右の銘は、「死にはしない」。趣味は舞台鑑賞、かき氷屋巡り。好奇心が旺盛。

TAKEFUのお気に入りアイテムは、スパッツ(10分丈)、ソフトフィットはらまき。